ストーリー #
2025年3月、山口県の秋吉台国定公園にある秋芳洞を訪れました。
秋芳洞は、総延長が約11.2kmにおよぶ日本最大級の鍾乳洞です。 1952年に国の特別天然記念物に指定され、1955年には秋吉台国定公園の一部となりました。 現在は、そのうちの約1kmが観光ルートとして整備・公開されています。
秋芳洞: 正面入口まで #
秋吉台国定公園は市街地から少し離れたところにあるため、 車で移動し、近くの駐車場に停めて観光しました。
駐車場から秋芳洞の入場ゲートまでは、昔ながらの観光地らしい商店街が続いていました。 商店街を抜けると入場ゲートに到着しました。 入場料は大人1300円でした。
入場ゲートを通過して川沿いをしばらく歩くと、秋芳洞の入口が見えてきます。
川の水源は意外にも鍾乳洞から流れ出る水のようです。
洞窟の入口の横にある通路を進むと、洞窟の中へ入ることができます。
秋芳洞: 正面入口付近 #
洞窟内は暗く、ひんやりとしていました。
観光ルートは片道約1kmあり、天井の高さが十数mに達する場所もありました。 想像以上に洞窟内が広く、その規模に圧倒されました。
秋芳洞: 百枚皿付近 #
洞窟内は幻想的にライトアップされ、なんとフリーWiFiも整備されていました。
しばらく進むと、「百枚皿」と呼ばれる独特の地形がありました。
さらに奥へ進むと、広い空間に天井から垂れ下がる鍾乳石がありました。
そして、少し長い階段があり…
ここがゴールかと思いましたが、まだ中間地点で分岐がありました。
エレベーターで別の出口へ行くこともできますし、さらに奥へ進むこともできます。
秋芳洞: 黒谷入口付近 #
私はそのまま洞窟の奥へ進みました。
奥には、特徴的な自然の造形物がありました。
さらに進むと「三億年のタイムトンネル」と名付けられたアートがあり、 それを抜けると秋芳洞黒谷入口に到着しました。
黒谷入口から外に出ることもできますし、再入場して正面入口へ戻ることもできます。 私はそこで折り返し正面入口へ戻りました。
観光案内には往復90分程度と書かれていましたが、 私は写真を撮りながら歩いていたため、往復で2時間以上かかりました。
洞窟内の写真撮影には明るいレンズ がおすすめです。
洞窟内はライトアップされていますがとても暗いです。 そのため、暗闇でも撮影可能な明るいレンズを持っていきましょう。
私はf/1.4の単焦点レンズを使用しました。 望遠レンズ(Sony SEL18200LE)も試しましたが、 オートモードでは露光が約1秒必要となり、三脚なしでは撮影が難しそうでした (洞窟内は通路が狭いため三脚の使用はNGです)。 また、iPhone 12 miniでも露光時間は約1秒必要でした。
秋吉台展望台 #
黒谷入口から秋吉台展望台まではやや距離があったため、 一旦正面入り口へ戻り、車で秋吉台展望台へ向かいました。
展望台からはカルスト台地を一望することができました。
なお、「秋芳洞」と「秋吉台」で「あきよし」の表記が違うのは、 歴史的な事情があるそうです(Wikipedia)。
展望台近くのカフェで軽食を取り、カルストロードを走って次の目的地へ向かいました。 カルストロードの開放感もとても良かったです。
ギャラリー #
ライセンス: CC BY-NC-SA 4.0
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iPhone 12 mini #
α6500 #
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マップ #
秋芳洞 #
秋吉台展望台 #
編集履歴 #
- 2025/09/06: 細かな表現を修正。
- 2025/09/04: タグを修正。
- 2025/08/28: 初稿作成。